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2024/11/26 04:21 |
きな子、警察犬競技会でトップの成績
ちょっと前のニュースになりますが、なかなか警察犬の試験に合格できなかった、
愛らしいきな子、今回はトップの成績をおさめたそうですね。

きな子は警察犬試験に6年連続で不合格でしたが、失敗にめげず日々厳しい訓練にはげむ、ズッコケ警察見習犬「きなこ」の実話は映画化もされました。

『きな子~見習い警察犬の物語~』として夏に公開されましたね。



その見習い警察犬きな子ですが、
11月3日、香川県丸亀市で開かれた
県警の競技会に出場しトップの成績
を収めました。

競技会で自信満々だったというきな子、警察犬として採用される可能性がでてきたそうです。

きな子は、ラブラドルレトリバーの雌で8歳だそうですが、38頭中1位の成績でした。

来月中旬には警察犬の採否が決まり、採用の場合は来年4月から任務に着きます。

本当に警察犬になれそうですね。

きな子のこれからの活躍が楽しみです。


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2010/11/23 11:48 | Comments(0) | TrackBack() | 犬のニュース
さよなら、アルマ 読んで、泣きました
NHKスペシャル「さよなら、アルマ ~赤紙をもらった犬~」の原作、
「さよなら、アルマ 戦場に送られた犬の物語」を、 涙、涙で一気に読みました。


主人公の朝比奈太一、遊び相手は犬ばかり。
学校では太一ではなく、犬一とからかわれていた。
でも犬の気持ちが分かる優しい青年となった。

大学生となり、下宿先で運命の出会いが。
国民学校の教師、高橋史子が連れてきたシェパードを預かることになった。
そして、アルマとの生活が始まった。

アルマは賢く、太一も大学をさぼり一日中アルマと一緒に過ごし、いろいろなことをアルマに教えた。

アルマは高橋先生の弾くピアノを聴くのが好きだった。

アルマの飼い主となった太一は、アルマの食糧を買うためアルバイトをしなければならなくなった。
シェパードの強靭な体力を支えるために。
日中戦争が始まってから4年がたった頃だったので、食料が貴重になってきている時代だった。

庭師の手伝いの仕事で行った光塚家、運よくシェパードの訓練をしているという光塚慎太郎と出会い、アルマも軍用犬の適性検査を受けることになった。
合格すれば軍から食糧が支給される。
太一はアルマに充分な食糧を与えられると思ったからだ。
実はアルマの母も父も優秀な軍用犬だった。
その血統の良さから、アルマもずば抜けた成績を収め、見事合格した。

3月中旬、1歳3ヶ月のアルマに赤紙が届いた。召集令状だった。
アルマの出兵式、アルマは名前も金剛となり、軍用犬金剛号となった。

481502d8.jpeg

兵士と供に堂々と歩くアルマ、だが見送りに来たアルマの飼い主、チッチと健太にアルマと呼びかけられると、兵士の「止まれ」の命令も聞かずそっちへ向かってしまった。

鞭で打たれそうになるアルマを太一がかばい、兵士と言い争いになったが、年配の兵士にアルマとの別れの儀式をさせてもらう。

太一はアルマの耳元で「お前を一人にさせない。必ず僕も行く。ずっと一緒だ」と囁き、約束を交わす。

日本がアメリカ、イギリスに宣戦布告した翌年、太一は満州で軍犬育成所で働くことになった。
太一はアルマが満州にいると知り、アルマを追って満州に来たのだ。

それから2年が経ち、そしてまた1年が過ぎ、夏も終わりを迎えようとしている頃、戦場で軍犬を操縦する軍犬兵として、部隊に派遣されることになった。
そこでアルマとやっと会えたのだ。
そしてアルマとの短い1年間を一緒に過ごすことができたのだった。

アルマは太一に手紙を読んでもらうのが好きで、よく催促をしていた。
「犬に手紙読んでやっている」と、太一はみんなからバカにされていたが、アルマがワンワンとせがむので、アルマのために読んでやっていた。

アルマは優秀な軍犬、戦場で敵を襲撃して以来、皆から一目置かれるようになった。
太一は、アルマにせがまれると、どこであろうと手紙を読み聞かせた。
その姿は兵士たちの心を癒すようになっていった。

アルマは隊と隊をつなぐ伝令役を主に務めていたのだが、その帰りあと100メートルのところで撃たれて倒れてしまう。
助け出そうとする太一より先に、大久保が出て行って、アルマを背負って走って向かってくる途中、大久保も撃たれてしまった。

足を引きずりながら大久保のもとへやってきたアルマ。
アルマは大久保の手を血を拭き取るように舐めた。
アルマの無事を確認した大久保は、アルマに俺も好きだと言って息を引き取った。

薬もなく日に日に弱っていくアルマを残し、太一たちは敵地へと向かう。
そして、無条件降伏という形で戦争が終わった。

太一は脱走して、2日かけてアルマのいる兵舎に戻った。
そしてアルマと一緒に日本へ帰ろうとしたが、獣医にその犬はもう限界だと言われた。
太一はアルマと残ると言い出し、獣医に「正気になるんです。」と頬を打たれる。

発車のベルが鳴ったそのとき、アルマは太一の手に噛み付いた。
獣医に、犬を自由にしてやりましょうと言われ、太一は汽車に乗せられた。

線路脇でぐったりとしたアルマは牙をむきだして、太一を見ていた。

太一は、ずっとアルマを軍犬にしたことを悔やんでいた。
アルマにすまないと思い続けていた。

チッチと健太に、「最後になってアルマはその恨みを僕にぶつけた。」と、最後に噛まれた話を聞かせた。
「列車から見たアルマは、怒った顔だった。」とも。

チッチが、「ちがうよ、アルマはきっと笑っていたんだよ」と言う。
怒っていると思った顔は、愛する者に、喜びを、そして幸せを伝える、アルマの笑い顔だったのだ。
チッチが、「アルマは意味もなく噛んだりしない」と。


アルマは最後まで太一と一緒にいられて、幸せだったと思う。
そして噛むことで、太一を帰国させたときのアルマの気持ちを思うと、、、。

「さよなら、アルマ」を読み終えて、犬の気持ちが少しでも理解できたような気がしました。
私にとって愛犬は大切な家族、ますます犬の存在が大きくなりました。

さよなら、アルマ
魔力

21158aa8.jpeg

2010/11/14 15:51 | Comments(0) | TrackBack() |
エイペック会場周辺のパトロールをする爆発物探知犬
今日から横浜市で始まったAPECですが、エイペックの会場となる横浜周辺では、犬が市街地を回りパトロールをしていました。

爆発物がないかを探しているのですが、その名も爆発物探知犬

警察犬のシェパードがパトロールにあたっていました。

このシェパード犬、災害の時は人命救助にあたる警察犬ですが、APEC期間中は特別に爆発物のパトロールをするのだそうです。

神奈川救助犬ネットワークでは、地元の在日米軍の方の協力も得て、半年前から訓練をしていました。
そして警察と共同でパトロールしています。

訓練の方法をテレビで中継していましたが、火薬の臭いを染みこませてあるオレンジの布を見つけさせるというものでした。

爆弾の材料は、粉状のものや、粘土のような形の爆薬、歯磨き粉のようなジェル状の爆薬など様々だそうです。

臭いをすべて覚えさせて、爆発物がないかを探す訓練でした。

当日は、車の下にオレンジの布を隠して、訓練の様子を見せてくれました。

布を見つけた後の犬の反応は?というと、見つけた後はワンワンと吼えるだけです。

爆弾なので危ないので、「決して近づかない・かまない・吼えるだけ」という訓練をするのですが、近づかないようにしつけるのに半年間かかるそうです。

警察犬と言えば、犯人を見つけたら果敢に飛びついたりかみついたりするものですが、爆発物探知犬は近づかないように訓練をしていました。

実際に訓練を見せてくれた犬は、布を見つけたらワンワン興奮していたので、ご褒美のボールを与え落ち着かせていましたが、犬にとっては楽しい遊びなんでしょうか?

この爆発物探知犬、連日パトロールの予定が入っているそうで、朝の訓練の後は横浜中華街をパトロールすると言ってました。

大変な仕事ですが、怪我などないようにAPECの期間中頑張ってくださいね。

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2010/11/10 22:08 | Comments(0) | TrackBack() | 働く犬

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