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2024/03/29 04:13 |
忠犬ハチ公の命日、新事実が判明
忠犬ハチ公は、今日が命日。

ハチは1935年3月8日に亡くなりました。

死因は、今まではフィラリア症とされていました。

私は老衰だと思っていましたが・・・。

映画、「HACHI 約束の犬」でもそんな感じでしたよね。

死後76年たって判明した新事実、それは末期の癌でした。

この新事実、先週明らかになったそうです。

何故今分かったのか?

ハチが亡くなった当日、東京大学で解剖されました。

でも解剖記録には、腫瘍などの記述は全くなかったそうです。

その後、解剖した後の臓器が、標本として残されていました。

東京大学中山教授は、保存に必要なホルマリン液の交換をずっと続けてきました。

去年、標本の組織を顕微鏡で見てみたところ、組織の一部に直径1センチくらいのものが見つかりました。

MRIで肺と心臓の断面を詳しく調べた結果、肺と心臓のいずれにも悪性の腫瘍が見つかったそうです。

忠犬ハチ公は、末期の癌におかされていたと判明しました。

犬で肺の腫瘍は非常に少ないそうですが、中山教授も死因はフィラリア症だとずっと思っていたそうです。

ハチの臓器を保存していたことで、76年後に新事実を突き止めることができました。

今回のように、臓器を保存して後の世代に受け継いでゆくことで、新技術を応用して分かるということが、将来的にも起こりうるということを、渋谷駅前のハチ公の銅像が教えてくれました。


  
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2011/03/08 22:10 | Comments(0) | TrackBack() | 犬のニュース

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