捨て犬を助けて育てていらっしゃる方で、すぐに私の頭に浮かんでくるのが、
柴田理恵さんと愛犬晴太郎君です。
ペット大集合!ポチたまで晴太郎のことを知りましたが、
楽しみにしていたテレビ番組だったので、放送が終了してしまったのはとても残念です。
柴田理恵さんは、「晴太郎 3本足の天使」という本の中で、晴太郎を育てているいきさつを書かれています。
晴太郎君は、姉のリエちゃんと一緒に木箱の中に入れられて、高架下に捨てられていました。
それは、2005年9月16日のことで、とても暑い日だったそうです。
木箱はテープでぐるぐる巻きにされ、人が通らないような場所に不法投棄されていました。
柴田理恵さんと加藤晴彦さんが撮影場所に歩いて向かっているとき、偶然泣き声を聞いて見つけたのです。
晴太郎君は、生まれつき障害をもった犬でした。
誰も通らないようなところに捨てられていたので、お二人が保護しなければ、
晴太郎君とリエちゃんは生きてはいなかったでしょう。
衰弱しきっていた晴太郎君とリエちゃんは、加藤晴彦さんのお母様の紹介で、
名古屋市のワシヅカ獣医科病院に連れて行かれました。
柴田理恵さんと加藤晴彦さんは、撮影時間が迫っていたため、
二人に代わってスタッフの方が責任を持って病院まで連れて行きました。
木箱に捨てられた犬は、晴太郎とリエと名づけられましたが、
発見者の柴田理恵さんと加藤晴彦さんから取って、鷲塚院長が命名したのだそうです。
晴太郎とリエの里親を探さなければなりませんでしたが、
姉のリエの方は元気で特に問題もなかったので、すぐに里親が見つかりました。
でも障害を持った晴太郎君には、なかなか里親が見つからなかったそうです。
病院には晴太郎君だけが残り飼い主を探していましたが、
いろいろ悩んだあげくに晴太郎君を引き取ることにしたのは、柴田理恵さんです。
幸いにも晴太郎君は、素直で優しい性格に育っていますので、
ペット大集合!ポチたまの放送でも何度か晴太郎君の紹介がありました。
ワシヅカ獣医科病院の先生と看護婦さんに愛情いっぱいで育てられた晴太郎君は、
今柴田理恵とご主人の宝物です。
番組は放送終了となってしまいましたが、またいつか柴田理恵さんと晴太郎君の元気な様子が、
テレビで見られることを願っています。
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